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Cross Talk

今までの塾のイメージと違って、
明るい雰囲気がとにかく良いなぁって。

外崎

ちょうどお互い講師歴2年くらいですよね?

若命

そうですね。私は元々個別指導3.14の小中部に通っていて、そのまま高等部にも3年間通っていたのですが、大学生になったら講師にならないかって、小学生の頃からずっと言われていました(笑)

外崎

相当早い段階でのスカウトですね!?
自分は、勉強を教える事とか教育に興味があって、ここに面接に来た時に、今までの自分が知ってた一般的な塾のイメージとは全く違って、とても明るい雰囲気がとにかく良いなぁと思って、ここを選んだという感じですね。

若命

私は、高校部で教えていますが、外崎さんは小中部ですよね?

外崎

そうです。小学生と中学生を教えていて、講師1人に対して生徒が2人という授業なので、色々な学年の子が組み合わせになる感じです。 本当に色々な個性を持った生徒がいるので、その個性に合わせた授業を工夫してやっています。

若命

確かにそうですよね。私は高校1年生から高校3年生までを教えていて、推薦の子とかもいるのですけれども、推薦を目指す子から国公立大を目指す子まで幅広い志望校の子たちがいるので、一人ひとりに合わせた計画を立てて、一緒に志望校のことも相談しながら、3年間の計画を立てて勉強していくという感じです。

生徒に「卒業したらここで働きたい」って
言われたのが、一番嬉しかった。

外崎

勉強以外の話もしたりしますか?

若命

もちろん、しますよ。
プライベートの話もするし、くだらない雑談なんかもよくしますね。

外崎

勉強だけじゃなくて、意外とそういうことが生徒との関係において大事だったりしますよね。先生のことが好きで来てくれているとか聞くと、やっぱりすごく嬉しいですし。

若命

本当にそうですよね。
私自身、実は小中部から通っていたのに決して勉強ができるタイプではなくて。。
高1の時、テストで酷い点数を取ったことがあったんです。当時の私の先生は部活もやっていたし、理系ですごく忙しいはずなのに、いつも私に100%で接してくれていました。それなのに、私こんなんじゃダメだなぁって思って。 その時から、自分にというよりは先生のために頑張りたいって思って、すごく勉強するようになったんです。

外崎

それすごく良い話ですね。

若命

だから私もそういう先生になりたいと思って働いています。
先生なんだからこうしようとかではなくて、ありのまま自然体で接するようにしているので、生徒からは私の生き方が好きとか、接し方が好きとか言ってもらえるとすごく嬉しいです。「卒業したらここで働きたい」って言ってくれる生徒もいたりして、やってて良かったって思えた瞬間でした。

外崎

それって本当に良いサイクルが生まれているって感じがしますね。 自然にそういう流れが起こっているのは、すごく良いことだと思います。

ここで働いていると、社会に出たときに差をつけられるんじゃないかって。

若命

でも私も、後輩指導のことで悩んでいて。。

外崎

自分も、後輩にどう伝えるかってことはいつも課題になっています。 まだ後輩も入ったばかりの人が多いので、どうやって指導していくのが良いのか、色々と考えて試したりしています。できるだけ全員に対して、自分の生徒や塾への考え方をしっかり伝えられるようにして、少しずつでも意識を変えていきたいです。

若命

私は、1人だけ意識を高く持っていたとしても、それが周りに伝わっていかないと意味がないんだということに、ある時気がついて。自分はこうなりたいとか、どういう働き方が良いとか沢山考えているのに、どうしてあの人はちゃんと働かないんだろう?とか、何でそんなに意識が低いんだろう?とか、他の人に対して思っていたことも正直ありました。。でも、考えているだけでは意味がないなと思って、自分が良いと思うんだったら、その事をもっと上手に伝えて変えていけるようにしようと、最近は意識しています。

外崎

大事なことですよね。少しずつですけど、自分もそうすることで、教室運営について自分から意見を出してくれる人が最近は増えてきたと感じてます。 以前は自分が仕切って、あれやりましょう、これやりましょうって言っていたんですが、最近はどんどん動いてくれるようになって、今日も気づいたら新しいことが始まっている、すごい!みたいなことが起こり始めています。

若命

それメッチャ良いじゃないですか!私はアルバイトなのにその意識を他の人に強要していいのかとか、本当は楽しんで働いてほしいけど、自発的になるまで待つのも何だか違うし。そこが一番難しいなと思うんです。でも、一番は自分の働く姿を見せて伝えられるのが良いと思って、そういう意味で何か形にしたくて、サミット(※1)で発表をすることにしたんです。  

外崎

自分たちの教室でも、前回のサミットは良いきっかけになりました。他の教室の取り組みや、様々な考えを持った人がいることを知ったことで、みんなの意識に変化が起きて、自主的に動いてくれるようになったように思います。自分も代表者(※2)に選ばれた時は不安でいっぱいだったので、後輩の気持ちはよくわかります。選ばれた当初は、知らない人ばかりの代表者会に参加することも怖くて。。

若命

外崎さんに、そんな苦手意識があったなんて想像つきませんよ(笑)

外崎

でも、他の教室の人たちの話を聞いたりしたことで、この経験は今後の自分に生かせると思ったので、そこで自分も本腰を入れ始めました。ここで働いていると、自分自身が成長できる気がするというか、社会に出た時に差をつけられるんじゃないかって思いました。どこにいってもやっていけるトレーニングになっているというか。 そう思って、今は手を抜かずに取り組んでいる感じです。

若命

私はサミットで発表した後に、他の教室の人たちがもっと話を聞きたいって言ってくれたのが、すごく嬉しくて。それで新たな繋がりも生まれたりして、もっと頑張っていこうという気持ちになれました。

  • ※1 サミット:各教室がそれぞれどのよう取り組みを行っているかを発表するイベント「3.14サミット」のこと。
  • ※2 代表者:各教室ごとのアルバイト講師のリーダー的存在。
開かれた職場環境だからこそ、
自分で動けば自然と仕事が楽しくなる。

外崎

そういう意味で、3.14の環境はとても働きやすくて良い職場だなって感じています。 たぶん普通の塾の講師の仕事だと、講師同士の関係が希薄だったり、勉強を教えるだけだったりすると思うんですけど、ここは講師同士の交流が盛んで、みんな仲がとても良いし、社員さんとの関係もすごく良い。

若命

アルバイトなのに、色々な人とも出会えて、自分が成長してるって思える社会経験ができているのは、楽しいし良いことしかないですよね(笑)

外崎

本当にそう!あと、バイトにも関わらず社員の人たちが、僕たちの意見をちゃんと聞きてくれるので、自分がこうした方が良いって思う提案なんかもしやすくて。 しかも、実際にそれを実現できたりするから、本当に良い環境だと感じています。

若命

それはとても大きいですよね!したいことをさせてくれるというか、自分で考えたことを形にさせてくれる環境というのは、なかなかないと思うから。 自分はこう思っていて、結果がどうなるか分からないけど、こういう感じでやりたいんですよみたいなことも、どんどんやってみればみたいなテンションでやらせてくれるのは、すごく働きやすいですね。

外崎

きっと、お互いの人間関係がしっかりしているからこそなんでしょうね。学生なのににそこまで任せてくれるとか、講師が本当に大事されているからなんだろうなと思います。

若命

そこはすごく素敵だし、恵まれた環境だと思いますね。トップダウンで上の人がやたら強い会社だと、まずそんな下の、ましてやアルバイト講師の意見なんて、まず聞き入れられないんでしょうから。色々な人の意見を汲み取って、良い部分を吸収して変化していくって、なんて効率的なんだろうって思います。だから自分も、たくさん後輩の意見を聞きたいし、謙虚に聞こうって思っています。

外崎

確かに、たとえ入ってきたばっかりの子だったとしても、その子の意見は新鮮なもので、慣れてしまった自分たちには気づけないことだったりして、聞いて良かったみたいことは沢山ありますよね。

若命

せっかくそういう環境にいるんだから、主体的に自分から動くことでもっと仕事が楽しくなるよっていうことを、後輩にも伝えていけたら良いなって思っています。もっと自分を表現して、形にして良いんだよという場を作って、その中で同じ方向、同じ目標に向かって進んでいけるような環境ができれば、もっと仕事が楽しくなっていくんじゃないかと思っています。